少し前に国会議員が「育休中のリスキリング」について言及して大炎上しましたね。
「育休中は「休み」じゃない!育児で手一杯なんだ!」
「どうせ育児にろくに参加しないパパを想定してるんでしょ?」
SNSではそのような声があふれていたし、新聞などのメディアも批判的な記事が多かったです。
確かに、育休中は毎日が育児でいっぱい。
でも本心では、「子どものために学びたい」「将来に備えて資格をとりたい」と思うママやパパも多いと思います。
私は第二子育休中に、
・通信制大学で司書資格(国家資格)を取得
・JAKC認定キッズコーチングマスターアドバイザーを取得
・保育士資格を取得に向けて学習開始!(2025年9月~)
とさまざまな新しい学びにチャレンジしています。
さらに、子連れでパーソナルトレーニングに通ったり、ママボランティアに参加したりと、新しい活動も始めました。
育休中の勉強を続ける3つのコツ
育休中の勉強や活動をするにあたり、私が重視しているポイントが3つあります。
1.子どもに我慢をさせない!
育休中の本分はあくまでも「育児」!
子どもが泣いているのに勉強を優先する、遊びたがっているのにかまってあげない、といったことはしないようにしています。
2.自分も無理をしない!
母親って倒れられないですよね。
勉強時間を確保しながらも、必要な睡眠や食事がきちんととれるように意識しています。
3.学ぶ内容は自分が本当に興味があること!
なんか勉強しよう、と思うとき、「今の仕事に役立つかな」とか「この資格があれば転職に有利かな」とか考えると思います。
でも、育児中の勉強は大変ですから、本当に興味があることでなくては続きません。
仕事に全然関係なくても、だれもほめてくれなくても、自分が本当に学びたいと思うことを選ぶのが大事だと思います。
1度は失敗しました…
実は、私は1人目の子の育休中、勉強に失敗しています。
「何か勉強したいな…」と思ったとき、なんとなく「ビジネス英語でも勉強しようかな」と思いました。
私はあまり英会話が得意ではありません。でも、TOEICの点数が高いだけで、仕事の場では英語ができる人の扱いだったので、「できるようになったほうがいいかなぁ」という気持ちでした。
オンラインの英会話講座を始めて、深夜や早朝にやろうとしましたが、長女が夜寝るのが遅く、すっかり寝不足に…。
これではいけないと、昼間やろうとすると、抱っこでしか寝ない長女を無理に置こうとして泣かせたり、長女のひとり遊びを見守れなくなったりしました。
育児がおろそかになっていることに耐えられず、まったく得るものがないままに退会しました。
「本当に学びたいこと」をやっていなかったし、「子どもに我慢」をさせて、「自分も無理」をした。
この反省を生かして、2人目の育休中には子どもに我慢をさせず、自分も無理をしないで勉強時間を確保し、本当に学びたいことを学ぶことで、勉強を続けられています。
さいごに
育休中の勉強は無理にする必要はありません。育児に全力を尽くすのでも十分です。
でも「やりたい!」と思ったら、子どもも自分も大切にしながら、挑戦することは可能です。
これからは、私が実践してきた時間の使い方や学習の工夫もシェアしていきたいと思います。

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